波の上MUSIC|那覇市・CD・レコード

2019.01.12

このプロジェクトのきっかけは、ふとJUNGLE/DRUM'N'BASSのトラッ... [Instagram]

このプロジェクトのきっかけは、ふとJUNGLE/DRUM'N'BASSのトラックでRAPしたくなって、Twitterで「JUNGLE/DRUM'N'BASSのBEATを募集しています。」と呟いたら、速攻で、東京のmendocciというアーティストがアクセスしてきた。彼は50曲ぐらいデモを送ってきて、そのどれもがハイクオリティだった。そのストックでリリックを書く事もできたが、俺はあえて、「アルバム用に、新しいトラックを毎週送って欲しい。」とメールを送った。彼は快諾してくれた。そして毎週送られてくるトラックを吟味しながら、feat.してもらうMCを決めていった。このアルバムでは、俺のソロ曲は2曲だけだ。あとは、催化、BOOTY、SPIRIE KONG、NAB、智大という地元福岡のアーティストが参加している。スクラッチにDJ MATTOにもお願いした。レコーディングは全て俺んち、a.k.a. ORENCH MOB DAZAIFUで行われた。iMacをゲットして、Logicを搭載し、毎日研究に明け暮れていた。STREET MIX TAPE「GIANISM MIXTAPE」も同時に制作していたので、毎週何らかのレコーディングを行っていた。機械をいじっていると、ILL SLANG BLOW'KERや初期のRAMB CAMPを作っていた頃を思い出す。その当時は、カセットMTRでレコーディングを行っていた。本格的なスタジオで録る方が、当然音はいいのだが、宅録では宅録ならではの空気感がパッケージできる。タバコも吸えるし、ダラダラもできる。俺は声のEQはほとんどいじらない。MC達の生のままの声を刻印したいからだ。MIXを出来る限り最高の状態に仕上げて、マスタリングは長老に頼む事にした。 ドラムンベースが何故好きなのか?それは俺が高校を卒業して、イギリスに1年行った事がきっかけだ。日本食レストランで働きながら、仕事が終わると、クラブに繰り出していた。その当時、どこのクラブに行っても、JUNGLE/DRUM'N'BASSがかかっていた。そして帰国してからも、親不孝のJUNGLEのPARTYに遊びに行っていた。親不孝は小さな街ながら、クラブが密集しているので、様々なジャンルの音楽をクラブをハシゴしながら、吸収して行った。バタフライというクラブで働きだしてからは、DJ GATTANさんのPLAYにヤラれていた。毎月ある週末のGATTANさんのJUNGLE&DRUM'N'BASSのPARTYは、いつもパンパンで、みんな大騒ぎしていた。RAMB CAMPをすでに結成していた俺たちは、SIDE MCとして、よくそのPARTYでKICKして、客をブチ上げていた。2人ともアル中という事もあり、BIG FACEが一番GATTANさんにフィットしていた。高速フロウが、JUNGLEによく馴染む。GATTANさんは、よく、RAMB CAMPのアカペラをJUNGLEにブレンドしてかけてくれた。俺たちだけではなく、親不孝のMC達は、ドラムンのPARTYでよくマイクを握っていたので、最初から壁なんてなかった。STREETで面白い輩は、みんな繋がっていた。 そして最後の告白となるが、俺はmendocci氏に会わず、電話もせず、メールのやり取りのみでこの作品を完成させた。
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