『チョークの使用についてお願い』
登る前に、手が真っ白になるまでチョークを付けて登ろうとする方がいます。
特にスタートホールドと一手目のホールドにチョークが残りすぎて、他の方が登るのにフリクションが悪くなりますし、すぐに落ちてマットに手跡がクッキリ残っているのを見かけます。
...これは明らかに余分に付けすぎですので、登る前にバッグの中に落としてから登ってください。
正確にはチョークは「滑り止め」ではなく「湿気を抑えるもの」で、たくさん付けても余計に滑るだけです。
また、バッグ内にチョークがこぼれている場合叩き過ぎると、周りが粉だらけになります。
ご自分の周りにチョークが積もってないか確認してみてください。
粉チョークは非常に舞いやすく、ジム内の環境にも非常によくありません。
「手汗がひどくて」という方はチョークに依存するのではなく、ニコチンやカフェインの摂取を控えるなど、食事や生活習慣を見直してみてください。
あまり手汗がひどい場合は、医師の診断を受けるのも方法です。
ずらずら書きましたが、ジムでのマナーが岩場でも反映されます。
度々岩場でのマナー問題がありますが、チョークの付けすぎもその一つです。
外だからといって、チョークを付けまくって岩を汚すと、落としにくいだけでなく、それを不快に思う方もいれば、最悪登掌禁止やエリアの閉鎖にも繋がります。
一人一人がこういった問題を意識して気をつけ、いつまでも楽しく登れる様にしましょう。
最後に、ボルバカではチョークの使用につきましては、チョークボール、または液体チョークのご利用をお願いしています。
ご不明な点はSTAFFまで。