大きな大きな大震災から10年。
沢山の人の命と、沢山の人の心が犠牲になりました。
当時、私はまだ花業界ではなく、飲食店で働いていたけれど、災害の影響はどこまでも続いて、とても心が苦しかったのを覚えています。
沖縄で生まれ育ち、毎日のんびりと過ごしてきたけれど。
この仕事に携わってから、毎日が誰かの記念日で、毎日が誰かのお別れの日で。
その人生の大切な節目に、お花で携われている今、とても幸せだと、改めて思います。
今日はあまりノラないから、また明日頑張ろう。
またきっといいデザインができるはず、なんて言ってられない。
明日には日々状況は変わっていくなら、今精一杯、気持ちを込めたお花を作っていきたい、そう思いながら、楽しんで行きたいです。
ひとりでも多くの人が、お花の力で、幸せになりますように。