「なるほどザ！沖縄〜ひめゆりの塔編〜」

現在の糸満市にある「ひめゆりの塔」は、沖縄戦で沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡に建てられた慰霊碑です。

当時の沖縄師範学校と沖縄県立第一高等女学校に通っていた女子生徒および職員の総勢240名が陸軍病院に看護要員として動員されました。
そこで負傷兵の治療に尽力した「ひめゆり学徒隊」の名前にちなんで、「ひめゆりの塔」が建立されました。

「ひめゆり」の由来は沖縄県立第一高等女学校を「乙姫」、沖縄師範学校女子部を「白百合」と呼んでいたことから、合わせて「姫百合（ひめゆり）」と名づけられと言われています。

解散命令後、米軍のガス弾攻撃を受けて多くの命が失われました。
その尊い命を祀る「ひめゆりの塔」には今でも千羽鶴が全国から寄せられ、多くの人が参拝に訪れています。

第二次世界大戦中、国内唯一の地上戦であった沖縄戦を知る機会に「ひめゆりの塔」を訪れてみてはいかがでしょうか？

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