「なるほどザ！沖縄〜マングローブ編〜」

マングローブとは、熱帯や亜熱帯地域の河口などで、海水が満ちてくる潮間帯に生えている植物の群落のことです。

海水と淡水が混ざり合う特殊な環境で育つ「マングローブ」は日本国内では沖縄と鹿児島県南部の地域のみにしか見られません。
沖縄には主にオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギモドキの４種類が分布しています。根の形が独特で、地中にくねくねと曲がった根っこが何本も広がり、木と木が寄り添うような形で立っています。

タコの足のような形の根は「支柱根（しちゅうこん）」と呼ばれ、日本ではヤエヤマヒルギにだけ見られます。

オヒルギの仲間は、人間が膝を曲げたような形で「膝根（しっこん）」と呼ばれています。

沖縄でマングローブを真近で見て楽しみたい方にはカヤックがおすすめです。涼しげな木々の側をゆったりと進み、自然の景色を堪能できます。

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