首里城古事の森育成協議会の活動で、首里城修復等に必要な木材共有を支える「首里城古事の森づくり」下刈り作業に首里城公園からも参加し、雑草除去やチャーギ(イヌマキ)植樹のお手伝いをしました。
首里城では城内の建築に多くの木材を使用しており、沖縄在来のチャーギも重要な建材のひとつでした。不足分は外部から入手していますが、木材の確保は重要視され、植栽管理を行っていた記録も残っています。
チャーギが資材として育つまで何十年とかかるため、実際に首里城修復に使用されるのはまだまだ先のお話ですが、未来へ繋げる活動として取り組んでいます。
... 現在は、正殿の外壁や一部柱を中心に、書院・鎖之間、系図座・用物座、淑順門、右掖門、二階御殿などでチャーギが使用されています。
首里城を支えてきた、そしてこれからも支えていく素材にも、着目してみてください。
皆様のご来場をお待ちしております。